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~目次~
アマゾンで売りにくいセット本もあります
実際に店舗にてせどりのリサーチを行う時に、
「これは多分儲かるかもしれない!」
と感じる商品に出会ったことはありませんでしょうか?
例えばですが、先日ブックオフで見つけたセット商品がこちらです。
通常のサイズより分厚く、定価が高いワイド版です。
なんと、1冊単価が100円を下回っているのです。
この作品は過去に、文庫サイズや全集版の販売があり、高く売れた経験がりました。
勘のいい方はもうお気づきかもしれません。
この商品で稼げる予感を感じているのではないでしょうか。
それでは早速、アマゾンで検索してカタログを探してみましょう。
すると、こんな検索結果が表示されます。
画像が添付されている商品カタログの中には、今回のセットが見当たりません。
青年コミックかつ、巻数は31巻になりますので、一致するとすれば赤で囲んだ2つではないでしょうか。
それぞれを実際に開いて確認してみましょう。
下の方は販売された形跡が無いため、上の商品カタログで出品することになりそうだと分かりました。
商品ページから出品一覧を見ると、ほかのバージョンでの出品もあります。
「KCSP」の記載があるものも多く出品されていますので、カタログは問題なさそうです。
ということで、売れ行きを確認するためにモノレートを開きます。
期間を広めに設定して見てみましょう。
画像の通り半年に1回(1年で6回)しか売れていませんよね。
最安値の平均を見ても2,327円と利益が出そうにないので、残念ながら仕入れ対象にはなりそうにありません。
本来であれば、ここで諦めて次のせどり商品をリサーチしに行きますよね。
ですが、この商品のリサーチをやめるのは一旦待ってください。
メルカリとヤフオクでもセット本をリサーチする
せどりの販路についてはAmazonだけではありません。
他のフリマアプリやヤフオクも大事な販路になってきます。
アマゾンと並ぶせどりの販路として例に挙げると、
- メルカリ
- ヤフオク
この2つが挙げられます。
販売したいと思った商品がAmazonで納得のいく値段が設定されていなかった。
こういった経験をされた方はたくさんいらっしゃるのでは無いでしょうか。
Amazonでダメでも、この2ヶ所の相場が上回っている可能性もあります。
ですので、忘れずに相場も必ず確認するようにしてください。
メルカリでしたら、アプリを開いてから作品名で検索を行います。
続いて、販売状況を売り切れに設定して絞り込みを行います。
表示された結果を確認すると、2件だけ過去に購入された商品が見つかりました。
よく確認をすると、両方とも送料はこちら負担となっています。
販売日も古く、あまり調査対象としては良くありません。
次に、ヤフオクを調べてみましょう。
アプリを開いて、メルカリと同じように作品名で検索します。
さらにカテゴリで絞り込んでいきます。
その後落札相場の表示に切り換えて、結果を見ていくと…
直近4ヶ月以内だけでも、十分に利益が出る価格での落札を4件見つける事が出来ました。
さらに良く見てみると、送料は落札者負担となっています。
最高値の5,890円で売れた場合の利益は、
5,890円 - (5,890円 × 8.64%) - 2,500円 = 2,882円
販売価格 手数料 仕入値
となり、Amazonでは仕入れ対象にならなかった商品が、いきなり仕入れ対象に代わるのです。
このように、アマゾンに丁度良い商品カタログが存在しなかった場合でも、メルカリやヤフオクで過去の相場を調べることで、利益の出る商品が見つかるケースが多々あります。
先程の様に、送料が出品者負担ではなく落札者負担だった場合は、かかるはずだった送料分も利益として上乗せさせる事が可能です。
販路を変えてリサーチする事により、今まで仕入れることが出来なかった部分まで、自分の仕入れの幅を広げる事が出来ます。
少しでも気になった商品を見つけたときには、
- メルカリ
- ヤフオク
これら2つのリサーチも忘れずに行うようにしてください。
Amazon以外でのリサーチまとめ
店舗に陳列されている本を見ていると、過去に高く売ることが出来た作品のサイズ違いなど、違和感や直感が働くことがあります。
ですが、そういった発行部数が少ないサイズだと、希少なあまりアマゾンのカタログが貧弱になっているケースも多いです。
そういった場合でも、すぐ諦めてしまうのではなく、先程解説した販路で高く販売することが出来ないか確認するクセをつけていきましょう。
今回は商品リサーチのテクニックを解説させて頂きました。
この他にもまだまだ、セット本せどりのノウハウがあります。
ブログやメルマガ、無料レポートでも発信していきますので、末永くお付き合いいただけたら幸いです。
分からないこと、聞きたいことがありましたら、お気軽にメールを下さい。
これからも、どうぞよろしくお願いします。