FBA手数料改定前に作成した記事のため、当時の手数料のまま掲載しています。
現在はもう少し手数料が高くなっていますのでご注意ください。
※記事の主旨が「再計測依頼の方法」であるため、当時のままにしています。
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標準サイズなのに大型商品として扱われる
FBAへ商品の納品準備をしている時に、標準サイズに収まっている物が大型サイズで扱われてしまった経験はありませんか?
私自身も何度も経験があり、利益を落としてしまった経験があります。
同じカタログの商品を納品する際に、違う出品者が大型扱いとなるサイズでの梱包を行うと、Amazon側のデータも書き換わってしまう様です。
こういった包み方でしたら標準サイズの扱いですが、
少し包み方を変えるだけで大型サイズに変更されてしまいます。
こうなった場合、納品先のFBA倉庫が自動的に振り分けられるだけでなく、販売手数料も多く徴収されます。
せどりにおいて、出費は少しでも抑えたいところですが、送料も余計に発生してデメリットしかありません。
では具体的に標準サイズと大型サイズでどれだけ手数料が違うのでしょうか。
実際に発生する手数料としては以下の通りになります。
文字が小さく、見えにくい方もいらっしゃるかと思います。
ですが、ここで注目して頂きたいのは赤枠の部分になります。
大型サイズを販売した場合のAmazon手数料は530円。
逆に、標準サイズの手数料は、基準ギリギリの9kgでも、
100円+229円(2kgまで分)+6円×7(9kgまで分)=371円
と、159円も手数料の差が発生してしまいます。
実際にも大型商品を納品している訳ではありませんので、払う必要がない手数料です。
こういった差額分の手数料に関しては、少し手続きを行うだけで免除することが出来ますので、その方法についてお伝えしたいと思います。
アマゾンにおける商品サイズの定義
実際にAmazonで定義されている標準サイズと大型サイズですが、以下の画像の様になっています。
- 1番長い辺の長さ:45cm未満
- 2番目に長い辺の長さ:35cm未満
- 1番短い辺の長さ:20cm未満
- 重さ:9kg未満
上記のサイズ範囲内であれば標準サイズとして扱われます。
例えば、こちらのセットコミック。
全32巻セットのB6コミック(青年コミック)で、重さは7kg位の商品です。
この商品を実際にAmazonの在庫一覧画面でFBA手数料を確認してみました。
Amazon側では大型サイズとして扱われている様です。
冒頭でも少し述べさせて頂きましたので、繰り返しにはなりますが、
画像の様に、横1列に並べた状態でコンポした場合の商品サイズが
【54cm×18cm×13cm】
となり、Amazonでの基準である1番長い辺の長さがサイズオーバーします。
ですが、
画像のように2列に並べた場合で梱包した場合のサイズが、
【27cm×27cm×18cm】
となり、標準サイズに収める事が出来ます。
商品を標準サイズで納品出来ることが分かりましたので、早速Amazonに申請していきます。
再計測依頼の手順
重ねてになりますが、大型サイズとして扱われた納品物を標準サイズに変更するには、Amazonに「再計測依頼」を行います。
以下の手順に従って進めていってください。
1.セラーセントラルにログインし、右上の「ヘルプ」をクリックします。
2.ヘルプ画面の一番下にある「お問い合わせ」をクリックします。
3.「Amazonから出荷(FBA)」をクリックします。
4.「上記以外のFBAの問題・・」をクリックします。
5.「Eメール」タブをクリックします。
6.『件名』に「再計測依頼」と入力します。
7. 画像を参考に『質問の内容』を入力します。
サイズの変更を依頼したい商品1点1点に対して、
- ASIN
- 商品名
- FNSKU
を入力してください。
入力に必要なASINとFNSKUは次の手順で取得してください。
① 「在庫」メニューから「FBA在庫管理」を選択します。
② 画面中ほどの「ASIN/FNSKUを表示」をチェックします。
③ リストにASINとFNSKUが表示されます。
誤った内容を入力してしまうと非常に面倒ですので、間違えないように『質問の内容』にコピー&ペーストをしてください。
8.入力が終わったら「送信」ボタンをクリックします。
9.この画面が表示されたら完了です。
ここまで手続きを進められたら、申請作業は完了です。
Amazonから再計測結果の連絡が来ますので、それまでお待ちください。
再計測依頼における注意点
この再計測に関して注意して頂きたいことが、
再計測中は商品が「出品停止中」になる
ということです。
人や商品によってバラつきはありますが、再計測完了までに1日程かかる事が多い傾向です。
ですので、商品を急いで売り切りたい場合には注意してください。
再計測依頼をして手数料を減らすよりも、手数料分を商品価格に上乗せして販売してしまった方が良い場合も中に出てくるかと思います。
これに関してはケースバイケースになりますので、臨機応変に対応して頂ければと思います。
大型から標準サイズへ変更する再計測依頼についてのまとめ
今回はせどりを行う中でのサイズ変更対応について解説させて頂きました。
セット本せどりでは、別の出品者による梱包方法の影響で、余計な手数料を取られるケース非常に多くなっています。
商品1つ辺りの料金で考えれば、僅か100円、200円の話ではあります。
ですが、塵も積もれば山となるという言葉がある様に、せどりにおいて必要の無い出費は抑えて損をすることはありません。
また、逆のパターンとして、大型サイズの商品を標準サイズ扱いで納品出来てしまう場合があります。
ですが、この場合はAmazon側でこっそりと大型サイズに変更される上に、大型商品を扱う倉庫に転送されますので、包装の際は十分に気をつけてください。
これからも、セット本せどりのノウハウを、ブログやメルマガ、無料レポートでどんどん発信していきますので、末永くお付き合いいただけたら嬉しいです。
分からないこと、聞きたいことがありましたら、お気軽にメールを下さい。
これからも、どうぞよろしくお願いします。
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