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~目次~
カタログがあるのに登録することができないセット本
せどりをやっていると、最新巻まで集めたセット本を販売しようとした際に、こんな表記のついたカタログを見つけたことがあるかと思います。
これはどういうことかと出品者を見てみます。
このように、アマゾンの新品出品だけ。
商品登録を試しにやってみようとしても、
との表示が出てきて、出品することが出来ません。
「理由は?」のところをクリックしてみますが、
このような、よく分からない説明しか出てきません。
文面を見てみると「他国サイトとの重複」というのは無いかと思いますので、今回出品できなかった理由は
『出品停止対象の商品』
ということになります。
では、この商品、実際はどのような状態なのでしょう。
こちらでいくら悩んでも答えは出てこないので、アマゾンのサポートに問い合わせをしてきました。
次章では、その回答をシェアさせていただきます。
相乗りできないセット本カタログについてアマゾンからの回答
質問1
「セット買い」という文言が付いている商品は、どういった状態の商品ですか?
回答1
商品名に「セット買い」と表示するASINとなります。「セット買い」により、お客様への「セット」のご提供を「同梱なし」でより簡易に行えます。
従来、物理的に同梱しなくてはご提供できなかった「セット」をサイト上で仮想的に「セット」として組み合わせ、一緒に購入できる機能です。
現在、Amazonの小売によって試験的に作成されたASINであり、今後ASIN自体なくなる可能性があるため出品者様にて出品・作成は出来ない状態となります。
この回答からすると、アマゾン本体が新品のセットを販売するためにテストで作っているASINのようです。
今後なくなってしまう可能性もあるため、一般ユーザーが相乗り出品するのを出来ないようにしているのですね。
質問2
「セット買い」での運用というのは、以前は見かけなかったように思うのですが、いつ頃から開始になったのでしょうか?
回答2
2016年6月からとなります。
なんと、そんなに前から運用されていたとは。全く気が付きませんでした。
では、このカタログに相乗り出品出来ないならどうすれば良いか。それは次の章でご説明させていただきます。
相乗り出品できない場合の出品方法
相乗り出品が出来ないとき、出来うる出品方法は3つあります。
最新巻までのカタログができるまで待つ
とにかく「待つ」という選択です。
セット本のカタログはアマゾンしか作ってはいけないことになっているので、アマゾン側が最新巻までのカタログを作ってくれるのを、気長に待つという選択です。
しかしながら出品出来ない間は在庫として抱えることになりますので、ベターな選択とは言えないでしょう。
「~最新巻」「コミックセット」のカタログに出品する
これが最も一般的な方法でしょう。
先ほどの作品でしたら、このカタログに出品することになります。
しっかりとモノレートを確認して、あまり売れ行きが芳しくないのであれば、最後にご紹介する最終手段を採りましょう。
この方法を採る際には、何巻までのセット商品なのか、必ず商品説明に記載しましょう。
ちなみに、「~最新巻」のカタログは、予告なく「~○○巻」という商品名に変更される場合がありますので、注意してください。
その時点で最新のカタログに出品する
これは裏ワザのようなものなのですが、この作品だとこの方法で出品します。
この方法だと、意外と早く売れてしまうんです。
「1-○○巻セット」と商品説明に記載し、競合しているほかの出品者より値段を高めにして出品するのです。
この作品はかなり特殊なケースで、発売中の最新巻が18巻であるのにかかわらず、出品可能なカタログが15巻までとなっていますが、通常は1巻前までのカタログがありますので、そこに出品しましょう。
ただ、最後の方法はオマケを付けるのと同じことなので、本来の巻数の1割程度に留めておいてください(サポートに確認済み)。
今回の場合だと、この方法が出来るのは多くても1~2冊までということになるので、最新巻の18巻まで揃っているのであれば、2つめの方法で出品するのをお勧めします。
以上、3つの方法をお伝えしました。
2、もしくは3の方法を採る場合には、モノレートでちゃんと売れている商品かどうかを確認するようにしましょう。
しかし、セット本せどりを始めたばかりで実践経験があまりないうちは、どの方法にも多少なりともリスクがあります。
せどり初心者の方は、すでに完結している作品を選ぶといいでしょう。
相乗りできないセット本カタログへの対処方法まとめ
実のところ申しますと、「セット買い」カタログについては、LINEでサポートさせて頂いている購入者の方からの質問で知るところとなりました。
もう1年以上前からあったのに、気付かなかったのがとても不思議です。
今回紹介した例を見て頂ければお分かりになるかと思いますが、出たばかりの最新巻までのセット本は、適切なカタログが見つからないことがままあります。
なので、カタログがない最新巻までを無理して揃えるより、カタログがある巻までにして早めに捌いてしまうのが賢いやり方と言えるでしょう。
取扱う作品に応じて、よりよい方法を採って賢くせどりをやりましょう。